エコで万能!洗浄力もある!「All things in Nature」レビュー

「自分や自分の家族、子供が毎日着る衣服は肌などへの悪影響がないようにしたい」
「できれば環境をなるべく汚したくない」

そんな考えが少しでも頭をよぎったことがある方は環境、肌に優しい洗剤を探したことがあるのではないでしょうか?

そこで今回、自然と健康に配慮した商品を扱うスローヴィレッジさんで販売されている洗濯洗剤「All things in Nature」を試してみました!

先に結論を言いますと、エコなだけでなく洗浄力もしっかりあり、更に洗剤の様々な使い方を優しく教えてくれるハンドブックまでついていてかなり良い買い物でした!!

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目次:

  1. 環境に優しい洗剤の特徴
  2. 「All things in Nature」とは
  3. 「All things in Nature」の使用レビュー
  4. 洗濯が自由自在!「All things in Nature」の使い方ハンドブック

環境に優しい洗剤の特徴

そもそも環境や肌に優しい洗剤とはそれ以外の洗剤と何が違うのでしょうか?
その特徴のいくつかを紹介します。

  1. 天然成分の使用: 環境に優しい洗剤は、合成化学物質よりも天然由来の成分を重視しています。植物性の界面活性剤やミネラル由来の洗浄成分を含む製品があります。
  2. 生分解性: 環境に優しい洗剤は、使用後に自然界で速やかに分解される特性を持っています。これにより、水質汚染や地球温暖化などの環境負荷が軽減されます。
  3. 無添加・低アレルギー性: 化学合成香料や着色料、保存料などの添加物を極力排除し、肌にやさしい製品設計をしています。アレルギー反応を引き起こしにくいため、家族全員が安心して使用できます。
  4. 再生可能リサイクル素材の容器: 環境に優しい洗剤は、再生可能な素材から作られたリサイクル可能な容器を使用することが一般的です。プラスチックの使用量を減らし、廃棄物の削減に貢献します。

定義はいくつもありますが、まとめると製造工程、販売時、使用時、使用後を通じた環境、人への影響を考慮して作られていると言えるかと思います。

「All things in Nature」とは

「All things in Nature」は香料や着色剤など「衣類を洗濯して綺麗にする」という洗剤の本来の目的から外れた無駄な添加物や、洗濯水が最終的に行き着く海を汚染する原因となる成分を使わずに作られたクリーンな洗濯用洗剤です。

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「All things in Nature」の特徴としては前述した通り環境に優しい、つまり洗濯水の終着点である海を汚さないというのがまず挙げられるのですが、これを掲げる洗濯用洗剤は他にも多く存在します。

では「All things in Nature」の他の洗濯用洗剤にはない強みとはなんなのか?

販売元のスローヴィレッジさんのサイトから読み取れる主な強みは以下です:

  1. 海・肌に毒な成分を含まない
  2. 洗濯一回に使用する洗剤の量がそもそも少なく済む
  3. すすぎゼロ回が可能
  4. 電力ゼロ洗濯が可能
  5. 洗剤としての万能性

一つ一つ見ていきたいと思います。

海・肌に毒な成分を含まない

こちらは前述の通りです。

そもそもエコな洗剤の原点は海・肌に毒な成分が含まない、もしくは極力減らしているという点なので、これはもはや強みではなく当然のことですが、「All things in Nature」もこの点はしっかり対応している印象です。

All things in Nature」は成分の80%以上が純水で構成されています。通常の洗濯用洗剤は大半が界面活性剤と添加物ということも少なくありませんが、開示された情報を見る限り「All things in Nature」は必要最低限の成分に絞っています。

界面活性剤の構成は16%となっており、これ自体はエコ洗剤の中では特別少ないというわけではありません。

ただ、「All things in Nature」に使われている界面活性剤は発がん性やその疑いが持たれているものを使用しておらず、また生分解性が高いので海を汚す心配も減ります。(逆に一般的に販売されている他の洗剤には発がん性がある、もしくはその疑いがある界面活性剤・助剤が含まれている可能性があるという風にも聞こえますが…それはまた別の話になってしまうのでここではカバーしません)

香料としてはラベンダー精油・ホオリーフ精油・ベルガモット精油などの精油が使用されており、こちらも天然の素材を利用しています。

また、ラベンダー精油には抗菌作用などもあるようなので、こちらも余計な添加物を追加せずに済む結果になっているのも好感が持てます。

洗濯一回に使用する洗剤の量がそもそも少なく済む

これは個人的には今まであまり意識しなかった点ですが、「All things in Nature」の大きなメリットとして挙げられるのがこの使用量の少なさ(つまり、洗浄力の高さ)であると思います。

いくらエコな洗剤と言っても、結局やっていることは「油や汚れを落とす = 油や汚れを海に流す」であり、それに使用される界面活性剤なども自然にとって異物であることには変わりありません。なので、その使用量が多かったり、汚れや油をそのまま海に運んでしまっては、最終的には環境にそれなりの負担をかけてしまう結果になってしまいます。

その点「All things in Nature」が優れているのは洗剤の絶対的な使用量が少なく済むということと、油分の生分解を早めるような界面活性剤が利用されているということです。(余談ですが、生分解の技術は海洋タンカーの事故処理研究から生まれているらしいです。)

一度の洗濯で使用する洗剤の量は平均的な洗剤の半分ということらしく、そこに加えてそもそも使われている界面活性剤をはじめとした成分の量も少ないので、結果的に海に負担をかけてしまう排水も少なくて済む、という理屈です。

なるべく環境に優しい暮らしをしたいと考える人にとってはこれは大きな利点ですね!

すすぎゼロ回が可能

このすすぎゼロの意味が最初よくわからなかったのですが、これは「洗剤の量が少ない、また一度落とした汚れを衣服に再付着させないので、すすぎを行う必要がない」という意味のようです。

前述の通り「All things in Nature」は洗剤の量が少なく済むため、すすぎをする必要がないようです。※厳密には洗濯物の量や汚れの量によってはすすぎをした方がいいらしいですが、これは後述する使い方ハンドブックに記載がありますのでここでは触れません。

我が家の洗濯機はドラム式なのですが、ドラム式は水の消費を抑えるのですすぎ一回が妥当とハンドブックに記載があったので私はすすぎ一回で試しましたが、縦型/二層式の洗濯機の方はすすぎをスキップすることで時短と水の節約になりそうです!

電力ゼロ洗濯が可能

これはすすぎゼロ回よりももっと意味がわからなかったのですが、手洗いができるという意味のようです。笑

他の洗剤では手洗いができないのかと言うと中性洗剤であれば基本できるとされています。ただ、それでも前提として洗濯機での使用を想定したものであり、特に素手で洗濯をしなければならないような状況では肌への影響も気になりますし、すすぎが足りているのかなど不安もあります。

そう言った意味では、大々的に手洗いができると宣言している「ALL things in Nature」を使う安心感はあります。

手洗い時の使い方もハンドブックに記載があるのでこちらも後述しますが、ダウン・ウール・シルクにも使用できる、キャンプの時やホテルなど外の施設に泊まる際にも使用できる、災害時にも使用できる、と考えるとかなり利用の幅が広がります。

上記のようなシーンでなくてもやはり大事な服は自ら手洗いしたい場合もありますし、「手洗いができる洗剤」は一家に一本必須かなと思います。

洗剤としての万能性

こちらはウェブサイト上であまり大々的に触れられている点ではないのですが、個人的にとても便利なポイントだと思いました。

どの家庭にも食器用洗剤、洗濯用洗剤、お風呂掃除用洗剤などはどの家庭にもあると思いますが、例えば換気扇ガスコンロ専用の洗剤を置いているかと言うと置いていない家庭が多いのではないでしょうか?(うちにはありません)

この「All things in Nature」は洗濯だけでなく、食器洗い、拭き掃除、換気扇、ガスコンロ、お風呂、トイレなどあらゆるものに利用できます!

使い方は簡単でスプレーボトルに水と混ぜて入れることで、使いたい場所にシュッシュしながら利用することが可能です。(水との分量は使い道によって異なるようです。)

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「All things in Nature」使用レビュー

All things in Nature」を実際に使用してみました!

開封の儀

私はオンラインで購入したのですが、まず最初に驚いたのが段ボールを梱包されていたグッズ(?)の量です。

下段中央左の筒状のものが洗剤です。見ての通り薄い段ボールのような筒で包まれています。

中身は透明のボトルで、蓋タイプではなくノズルポンプタイプになっています。

透明で洗剤の残量が一目瞭然なのがいいですね。

蓋タイプだと使っているうちに注ぎ口から洗剤が垂れてきたりするのが地味なストレスになったりしますが、ポンプタイプであればそういった問題とも無縁です!

他の付属品ですが、画像右側は洗剤とは直接は関係のない冊子やチラシです。この記事では詳しくは触れませんが、上段の腸活ガイドブックはかなり満足のいく内容で、腸活にも興味のある私は大喜びでした!

左上の大きいものは段ボール内の緩衝材として利用されていたものですが、これが実はキッチンなどで紙ナプキンとして利用できるものになっています。環境フレンドリーなお店はこういった細かいところにも無駄がなく感心します。

左側にある折り紙カブトのようなものは「スロビ新聞」と書かれたスローヴィレッジさんの発行する新聞スタイルの広報誌のようです。お客様の声などが印刷されておりれっきとした読み物ですが、このまま遊び道具として子供にあげたりしても利用できる懐の深さを感じました。

最後になりましたが、左下にあるのがこの記事の中でも何度も書いている「All things in Nature」の使い方ハンドブックです。これがかなり優秀でした。

このガイドブックはタイトルの通り「All things in Nature」の使い方が記載されている説明書なのですが、一般的に想像される形式的なことがカタい感じで記載されている説明書ではなく、必要な情報がわかりやすく説明されているとても優れたものでした。これがあるだけで「All things in Nature」の利用範囲が広がりますし、何より自分は正しく洗濯していると言う自信が持てるようになります。

このガイドブックの詳細をもっと知りたいと言う方は 洗濯が自由自在!「All things in Nature」の使い方ハンドブック をご覧ください!

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洗濯

実際の洗濯レビューです!

我が家は通常朝に洗濯機を回しますが、今回はガイドブックに従って、夜に回し始め3分たったところで一時停止状態にして洗濯水が衣類にしっかり浸透し汚れが取れるように朝まで放置しました。時間にすると9時間は放置していたかと思います。

朝になって洗濯を再開。今回は 洗濯→すすぎ一回→脱水 のコースで洗濯しました。

あまり余分な成分が入っていないということもあって香りにはさほど期待していなかったのですが、ラベンダーのような香りがさりげなく感じられました。

さて、今回洗浄力を試すために事前にわざと醤油をこぼした台布巾を一枚用意しました。

この醤油の汚れが洗濯後にはすっかりなくなっていました!

少なくともある程度の洗浄力はありそうです!

他の衣服で特に汚れが気になっていたものはこの時はなかったので、第一回目としては満足の行く結果になりました。

ちなみに前夜に洗濯を開始して一時停止するという作業を私は特になんとも思わなかったですが、人によってはこれすらめんどくさいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。この作業はあくまで洗剤を衣服により浸透させるために行なっている作業であり、通常通り朝になってから一気に回してしまうという使い方でも特に問題はありません。

※追記

後日ネイビーのシャツにコーヒーをこぼしてしまい慌てましたが、上記の一夜漬け洗濯でこちらも綺麗に落ちました!

洗濯が自由自在!「All things in Nature」の使い方ハンドブック

本記事の中での何度もメンションしていますが、個人的にこの使い方ハンドブックが良すぎたのでその魅力をお伝えしたいと思います!

良い点はいくつもありますが、まとめると以下が主なポイントです:

  1. イラストがあってイメージしやすい
  2. 情報の強弱が秀逸で、大事な情報がより頭に入りやすい
  3. 説明が多すぎず少なすぎず、丁度良い
  4. 紙がしっかりしていて破れたりする心配がない

以下↓がその一部「洗濯機編」です。

ちなみにガイドブックには他にも「手洗い編」、「部分洗い編」、「多目的洗剤編」で構成されており、「部分洗い編」は部分洗い専用洗剤の「All’s Partner」という別の製品を使った説明になっています。

前述の通りいくら環境に優しい洗剤でも使いすぎるとその分環境に負担をかけてしまったりしますし、自分の洗濯方法が正しいのかわからずに洗濯するよりは使い方をしっかり理解した上で洗濯した方がストレスがないと思いますし、仮に何か問題があってもガイドブックと照らし合わせることができます。

このガイドブックの存在が「All things in Nature」の影の立役者なのではないかと勝手に思っています!

以上が「All things in Nature」のレビューでした!

素晴らしい商品なので、この記事をきっかけに多くの方が利用してくれることを祈っています。

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